3/23
朝7:30に起床、久々にまともな時間寝たので気分がいい。つくづく睡眠は偉大だと思い知らされます。
丸一日使えるのは今日までなので、去年オーストンオオアカゲラがよく見れた森へ。グラウンドのホオジロハクセキレイを見つつ、森に入ってみましたがオーストンオオアカゲラの気配が全くしない!「おかしい・・・こんなはずではない・・」とぶつぶついいつつ、特に収穫もないのでヤツガシラの目撃情報がある南部の方まで一気に足を伸ばしてみることに。しかしこれもただガソリンを浪費するだけに終わり、仕方ないのでギンムクのいた漁港まで一気に北上。
サシバはいたるところにいました / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED 300mm f/4S(IF)
亜種リュウキュウハシブトガラス。大きさは計測値では若干小さいようです / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED 300mm f/4S(IF)
するとやっとここで仲間のMくんがミヤマホオジロのオスを発見!曰く、地鳴きで存在に気づいたそう。自分だけではきっと見つけられなかったでしょう、発見力に脱帽しました。
嬉しい出会い!鳴き声はカシラダカと同じように聞こえました。ひとりぼっち・・・
/ Nikon D300,Ai AF Nikkor ED 300mm f/4S(IF)
少し距離があったので、ベンチにすわるおじさんが奏でる三線の音を聞きながら芝生に這いつくばって匍匐前進。この時まで収穫がなくてテンションダウンしてたこと、ミヤマホオジロをしっかり撮ったことがなかったのでとても嬉しい出会いでした。おじさんにはどう見えていたかわかりませんでしたが、まぁ変な集団だと思われたのは確かです。
しかし、いい気分になった後はなぜか惨事が起こるのが今年の奄美。帰り際、夕食を調達するためにコンビニに寄ろうとすると、駐車場内でバックしてきた軽自動車と衝突!幸いけがなどはありませんでしたが、警察、相手の会社の人、保険会社の担当者があつまり、あたりは少し騒然。明らかに相手に100%非がある状況でしたが、保険会社の担当者曰く「修理費など出た場合、確実に10:0にはできないと思ってください」と。こちらはレンタカーで明日返して帰る予定だし、どうしろと・・・今だから言えますが、この担当者の話はめちゃくちゃわかりづらかったです。明るくて信頼できそうな感じだったのにな・・・しかしこういう事故の対処はめちゃくちゃ面倒くさいし、理不尽極まりませんね。結局この後、奄美を出た後も連絡を取り合ったりで疲れました。
車は自走には問題無かったので、気を取り直したことにして、食事、風呂、最後の夜間徘徊へ。仲間にサータアンダギーやフランクフルト、スタンプが貯まった浴場の割引カードを頂いてしまい、ちょっと涙が出そうでした(言い過ぎ)。ただ肝心の入浴時にカードを出すのを忘れるという・・・来年使います。
雨は一向に止まず、むしろ強くなるばかり。今日は両生類や爬虫類をメインに探そう!ということになり、二台体制でいつもの林道へ出撃しました。目論見通り、カエルはオットン、アマミハナサキ、そして今年まだ見ていなかったアマミイシカワを、あまり期待していなかったヘビもリュウキュウアオヘビが出現!緑色がとても美しいヘビでした。雨が降っていたので写真は諦めましたが、この夜一番興奮した出会いでした。見つけて連絡してくれた後輩や仲間たちに感謝!
オットン! / Nikon D300,TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
どっしり/ Nikon D300,TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
姿勢のいいアマミハナサキガエル/ Nikon D300,TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
アマミイシカワガエル!奄美のカエルといえばこれです / Nikon D300,TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
車はぶつけられましたが、ミヤホやカエル、ヘビたちに会えてなんとか穴埋めできた1日でした。荷物をまとめたり費用の清算をしたりして、「アップダウンの激しい一週間だったなぁ」なんて考えながら就寝。あ、そうそう、レンタカーを返してもらうときにお店に説明するメモを書かなければ。明日は自分だけ早く離脱なので、みんなに挨拶してやっと就寝しました。