2017年4月9日日曜日

古都鳥見

3

A先輩と度々お世話になっているYさんのお誘いで関西へ。
メジロガモやアカハジロなど関西には見ておきたい鳥が毎年飛来していているが、貧乏学生にはパッと見に行くことが難しくて、なかなかトライできないでいた。
ただ、今回の目的はこれらのカモではなくまだ見たことないヒクイナである。
朝、到着してポイントをぐるっと散策。ヒクイナはまだ現れていないようなのでツグミやホオジロ類、ヒバリなどに遊んでもらった。ここはホオアカが多かったのが印象的で、他にアオジ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリンなど冬のエンベリが揃い踏みだった。

ツグミ / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

スズメが街灯に集結していた。なんで? / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

愛想の良かったアオジ。地面に落ちている草の種子をついばんでいた。ホオアカはかなり警戒心が強く、まともに撮れず... 
/ Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)


Yさん、Pさんが到着したところで、タイミングを見計らったかのようにお目当てが登場。かなり小さい鳥であるのはわかっていたが、想像よりも一層小さく見える鳥だった。

丸っこい体とぴょこぴょこした動きが可愛らしい! / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

刈り取り後の草が邪魔してスッキリした写真は難しい / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

顔をあげればオオジュリン。くちばしをペンチのように使って茎の中の虫を食べていた / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

やたら近づいてくるジョビ子。ジョウビタキも個体によって警戒心に大きな差がある気がする
 / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

ヒクイナが突然アシ原に逃げ込み、シジュウカラが警戒声をあげたので見上げるとオオタカの若が
 / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

先日のクイナもそうだったが、クイナ類は総じて警戒心の強い鳥のイメージだったので今回も「こんなに近くまで寄れるのか!」と驚いた。しゃがんでいれば逃げるそぶりを見せないので、茶まんじゅうのように丸っこくて可愛い姿を存分に堪能できた。

カメラマンに囲まれていたアリスイ。梅の木絡みで狙っている人が多いようだったが、人工的に植えられた梅よりもオオイヌノフグリなどの野草に囲まれている方が絵になると思う / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

その後、スイバを食べるヒヨドリやアリスイを見てから場所移動。話題の雑種カモを見に行った。
川沿いを両流に向かって歩き始めること数十分、かなり歩いたので少し諦め掛けていたころ、ようやくオナガガモと採餌をしている雑種カモを発見。体の模様はコガモとオナガガモの中間で、大きさはヒドリガモと同じか少し小さい程度か。顔が独特でトモエガモのような模様があった。

オナガガモのつがいと一緒に行動していた。自分のことはオナガガモだと思っているのかな...親に育てられた経緯を見てみたい
 / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

上面のパターンは大雨覆が橙色がかっている点以外はコガモ的。下面はオナガガモとコガモの中間的といったところか
 / Nikon D300,Ai AF Nikkor ED300mm f/4S(IF)

お目当の鳥が無事見れて満足、とても楽しい遠征でした。現地でお世話になったYさん、Pさん、Komさん、Korさん、そしてA先輩(長時間の運転お疲れ様でした)、ありがとうございました。

ライファー ヒクイナ(LL305)


まなもと

0 件のコメント:

コメントを投稿